町田曲江: 29. 御練兵近衛兵を御教練 · 明治7年(1874年) · 赤坂御苑 (東京)

御練兵
解説

明治初年より、天皇は皇居で乗馬の訓練に励むようになり、やがて近衛兵の訓練を指揮されるようになった。身体を強健にする訓練を自覚的に行い、仮皇居の樹林では周囲の人々を遠ざけ、1人で号令の練習をされることもあった。明治5年(1872)の九州・西国巡幸では、天皇は騎馬で移動するときがあり、翌年の神奈川県鎌倉や千葉県習志野での陸軍演習では、長距離を騎馬で疾駆された。明治7年、天皇は1年間で71日も訓練を指揮し、乗馬回数は267回を数えた。