明治期、赤坂の仮皇居の敷地内には農民が住み、稲作に従事していたので、天皇や皇后は農作業をご覧になる機会があった。明治8年(1875)6月18日、前夜の雨が上がって田植えが始められた。その様子をご覧になるため、皇后は水田にお出ましになった。現在、天皇陛下は皇居の水田において、毎年春に田植えをし、秋には稲刈りをされている。稲作は古くからわが国の基であり、皇室はその大切さを率先して広く伝えようとしている。