皇后は女子教育、特に華族の子女教育に意を注ぎ、明治18年(1885)11月13日には華族学校から女子部を分離して新設した華族女学校の開校式に臨まれ、令旨を賜った。開校後、皇后はたびたび行啓し、授業や運動会をご覧になり、卒業式にご出席になった。明治20年3月、皇后は華族女学校に「金剛石」と「水は器」の2篇の御歌(みうた)を下賜された。怠ることなく、良き友を選び求めて日々の修学に励むことの大切さを諭された和歌は、今も学習院女子中等科・高等科で唱歌として歌い継がれている。