乾 南陽: 12. 五箇條御誓文新政府の基本方針を示す · 明治元年3月14日(1868年4月6日) (慶応4年) · 紫宸殿(京都御所内)

五箇條御誓文
解説

明治元年3月14日(1868年4月6日)、明治天皇が新国家建設の五箇條の指針を神前で誓約したのち、五箇條の御誓文として布告された。広く人材を求めて公正な意見に基づく政治を行う、地位の上下を問わず心を一つにして積極的に国を治めととのえる、すべての国民がそれぞれの志を達成できるように希望を失わせない、これまでの悪い習慣を捨てて万人が認めるような道理に基づく、知識を世界に求めて天皇国日本の礎を奮い立たせる、以上の五箇條は、明治維新に至る政治的実践の総括であるとともに、近代日本の理念となった。天皇は五箇條に強い意志を込め、達成には率先し励む覚悟であるので「協心努力」してほしいと国民に呼びかけた。