結城素明: 13. 江戸開城談判江戸城明け渡しの会談 · 明治元年3月14日(1868年4月6日) (慶応4年) · 芝 田町 鹿児島藩邸(東京)

江戸開城談判
解説

旧幕府軍は徹底抗戦の姿勢を示していたため、新政府軍の江戸城の総攻撃は避けがたい状況となった。江戸を戦禍から守るため、新政府軍と交渉にあたったのが勝海舟(かいしゅう)である。勝は新政府軍の西郷吉之助(隆盛(たかもり))と旧知の仲で、剣豪の山岡鉄舟(てっしゅう)を駿府へ派遣し、西郷との談判の場を設けることに成功した。その結果、明治元年3月13日および14日(1868年4月6日)、江戸城の明け渡しや徳川慶喜(よしのぶ)の謹慎などを条件として談判が行われ、15日の江戸城総攻撃は中止となった。緊迫した会談の様子は勝の左に置かれた刀から、より一層感じられる。14日は、五箇條の御誓文の布告の日でもあり、歴史的な一日となった。