長原孝太郎: 54. 陸海軍大演習御統監天皇、陸海軍の大演習を御統監される · 明治23年3月31日(1890年) · 愛知県知多郡 雁宿山

陸海軍大演習御統監
解説

明治22年(1889)、陸海軍連合大演習条例が定められ、天皇の統監による陸軍1師団以上ならびに海軍1鎮守もしくは1艦隊による連合大演習が定められ、翌23年3月愛知県下で初めて実施された。3月28日、天皇は皇居を発ち、名古屋の東本願寺別院に設置された大本営に入り、4月2日まで海上演習と陸上演習を統監された。天皇は演習地に向かう途中、近衛兵とはぐれ、通りすがりの農夫に演習場への案内とお茶を所望された。天皇と知らずに応対していた農夫は、その後身分を知り大変驚愕したと伝えられている。