太田喜二郎: 59. 日清役黄海海戦日清両艦隊、黄海にて交戦 · 明治27年9月17日(1894) · 黄海(朝鮮半島西岸)

日清役黄海海戦
解説

明治27年(1894)9月17日、朝鮮半島西方の黄海において、連合艦隊司令長官の伊東祐亨(すけゆき)が率いる12隻の艦隊は、丁汝昌(ていじょしょう)提督の率いる12隻の清国北洋艦隊と遭遇、5時間に及ぶ海戦を繰り広げた。日本の軍艦は快速力を駆使して縦横に動き回り、正確な砲撃によって敵艦隊を圧倒、5隻を撃沈し、鉄で装甲を施した巨艦「定遠(ていえん)」や「鎮遠(ちんえん)」など諸艦を大破させた。これにより北洋艦隊は戦闘力を失い、わが国は制海権を掌握、以後の戦いを有利に進めた。翌1月、威海衛湾の北洋艦隊残存艦と基地に総攻撃を仕掛け、丁汝昌は降伏、北洋艦隊は全滅した。