中村不折: 71. 日露役日本海海戦日本海軍の大勝利 · 明治38年5月27日 (1905年) · 日本海

日露役日本海海戦
解説

明治38年(1905)5月27日、連合艦隊司令長官の東郷平八郎(とうごうへいはちろう)が率いる艦隊は、ヨーロッパより回航のバルチック艦隊と制海権をめぐり対馬沖で戦った。敵艦発見の報を受けて諸艦は出撃、旗艦「三笠」のマストにZ旗が翻り、「皇国ノ興廃此ノ一戦ニアリ、各員一層奮励努力セヨ」との意味を込めた旗は乗組員の士気を奮い立たせたが、残念ながらこの絵の画面上にZ旗は描かれていない。豊富な訓練で鍛え上げた連合艦隊はロシア艦隊を撃滅し、目的地のウラジオストクに到達し得たのはわずか4艦という空前の勝利を収めた。この勝利は、ロシア側に講和交渉の席に着くきっかけを作った。また、この日はのちに海軍記念日となった。