
高橋秋華: 1. 御降誕ご誕生 · 嘉永5年9月22日(1852年11月3日) · 御産所(京都・中山邸)

解説
嘉永5年9月22日(1852年11月3日)、121代孝明(こうめい)天皇の第2皇子として、女官の中山慶子(よしこ)を母とする皇子がご生誕になった。のちの122代明治天皇である。秋晴れの好天に恵まれたこの日、孝明天皇が菊の花を愛でながら昼食を召されている最中、吉報が届けられた。29日、「お七夜の儀」が行われ、ご幼名を「祐宮」(さちのみや)と賜った。中国の古典(『周易(しゅうえき)』)に「天佑があって、吉であり万事に有利」とあることに由来する。ご生誕30日目に祐宮は参内し、初めて孝明天皇とお会いになっている。中山邸内には、新たに新皇子のため井戸が掘られて「祐井」と命名された。 ※年号は旧暦及び(太陽暦)を併記。天皇の御年齢は数え年及び(満年齢)を併記。年代の表記は算用数字とした。