山本森之助: 23. 中国西国巡幸長崎御入港天皇、長崎港へ御入港 · 明治5年6月14日(1872年7月19日) · 長崎港

中国西国巡幸長崎御入港
解説

明治前期に天皇は六回の長期にわたる大規模な巡幸を行った。第1回目の巡幸は明治5年(1872)5月、九州・西国への巡幸だった。初の地方巡幸である。主に海路による主要地への巡幸で、品川沖を発艦後、伊勢、大阪・京都・下関・熊本・長崎・鹿児島・丸亀・神戸を経て還幸している。6月14日(1872年7月19日)に寄港した長崎では、わが国初の洋式近代ドッグを備えた長崎造船所や近代医学の発展に寄与した長崎医学校などを視察された。巡幸には、参議の西郷隆盛や宮内卿の徳大寺実則(とくだいじさねのり)が随行している。