明治14年(1881)に発せられた「国会開設の詔」に従い、明治23年11月29日、帝国議会の開院式が行われた。早朝、明治天皇は宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)に議会開院の奉告を終え、帝国議会の開院式に臨まれている。帝国議会は、衆議院の予算先議権を除きほぼ対等の貴族院と衆議院の二院制で、貴族院は皇族・華族、国家の功労者・学識者、多額納税者を構成員とし、天皇から任命された。衆議院は、定員1名を原則とする小選挙区制度のもとで、300名の議員が選出された。