明治27年(1894)7月に勃発した戦争は、日本軍の連戦連勝で進んだ。日本は清国の講和申し入れを受け、翌28年3月から講和談判が始まり、4月17日、日清講和条約が調印された。調印された条約には、清国が朝鮮の独立を認め、遼東半島・台湾・澎湖諸島をわが国に割譲し、賠償金を支払い、沿岸の4港を開くことなどが定められている。20日、天皇は広島大本営でこれを批准(ひじゅん)した。その後、ロシア・フランス・ドイツの圧力によって、遼東半島の返還が余儀なくされた(三国干渉)。