ご即位の儀式
猪飼嘯谷
明治元年8月27日(1868年10月12日) (慶応4年)
紫宸殿(京都御所内)
京都市
15. 即位礼
明治元年(1868)7月、新政府は「江戸」を「東京(とうけい)」と改め、同時に東京への天皇の行幸を布告した。西の京である京都に対し、東京は東の都である、との意味である。東京行幸を控え、着々と準備が進められるなか、8月27日(1868年10月12日)の即位礼の翌月、元号(年号)が「慶応」から「明治」と改められた。そして、明治改元をもって天皇在位中は改元しないとする「一世一元の制」が採用された。「明治」は中国の古典(『周易(しゅうえき)』)に「聖人南面して聴かば、天下明に嚮(むか)ひて治まる」とあることに由来する。