天皇のご修学
堂本印象
明治7年(1874年)
赤坂仮皇居 表御座所 (東京)
台湾銀行
30. 侍講進講
天皇のご修学は、専門別に侍講の進講により行われた。元田永孚は、明治4年(1871)に初めて明治天皇に『論語』を講義し、以後20年間にわたって天皇に仕え、君徳の涵養に努めた。福羽美静は国書の『古事記』や『日本書紀』などを、加藤弘之は洋書の翻訳『国法汎論』などを用いて、曜日を決め定期的な各種進講が行われていた。宮中の新年行事である講書始は、学問の奨励を目的として、明治2年に明治天皇によって始められた儀式である。