天皇、初めて稲刈りをご覧になる
森村宜稲
明治元年9月27日(1868年11月11日)
尾張国熱田八丁畷(愛知県)
侯爵 徳川義親
16. 農民収穫御覧
東京行幸は、京都の衰退を懸念する多くの公家から反対を受けたが、推進派の大久保利通(としみち)により行幸は9月20日出発と決定、天皇に従う3,000名近い人々が東海道を下った。これを東幸とも呼ぶ。明治元年9月27日(1868年11月11日)、天皇は尾張の熱田神宮にご参拝になった。行幸前、天皇は勅使を遣わして王政復古を奉告し、いまだ戦乱が続く東北の平定を祈願する宣命を下賜されている。ご参拝後、天皇は八丁畷で農作業のようすを初めてご覧になった。